増田晶文
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増田晶文作家

1960年生まれ。漫画「いっぽん!! しあわせの日本酒」で原作、日本酒選定、取材、コラム執筆を担当。近著に「うまい日本酒をつくる人たち 酒屋万流」(草思社)。

皇室も飲んだ朱色の酒「伊根満開」はエスニックにも合う

公開日:

伊根満開

 京の酒といえば20近い蔵がひしめく伏見が思い浮かぶ。灘が「男酒」なら、この地は「女酒」として名高い。しかし今回紹介するのは、京は京でも日本海に面した「海の京都」こと丹後半島・伊根で醸される逸品だ。

 伊根は舟屋の里として著名で、めったに荒れない海と低く連なる山々が驚くほど接近している。この地で宝暦4(1754)年に創業したのが向井酒造。杜氏で向井家長女の久仁子さんは笑う。

「日本で一番海に近くて、日本で一番狭いのがウチの蔵です」

 私はそこに「日本で有数のうまい酒を醸す」と加えよう。ちなみに蔵元は末っ子の崇仁さん。蔵に併設の販売スペースでは、蔵元夫人やご両親が出迎えてくれる。

 この蔵の主力銘柄「京の春」は、生もとや山廃、にごり酒などバリエーション豊富。いずれもストロングタイプの正統派だ。

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