増田晶文
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増田晶文作家

1960年生まれ。漫画「いっぽん!! しあわせの日本酒」で原作、日本酒選定、取材、コラム執筆を担当。近著に「うまい日本酒をつくる人たち 酒屋万流」(草思社)。

天寶一 米の持つポテンシャルを最大限に引き出した自信作

公開日: 更新日:

タンシチューの濃厚なソースにバッチリはまる

 西日本を代表する銘醸地広島では、「龍勢」「竹鶴」「雨後の月」などタイプの異なる酒が覇を競う。その中で注目しているのが、福山市で醸される「天寶一」だ。

 当主・村上康久さんと杜氏の髙田直樹さんとのタッグは19年目、シーズンごとに進歩を見せてきた。とりわけ「衛生」「清潔」を徹底させているのには感心させられる。麹づくりでは手袋を着用。小さな道具もこまめに殺菌と乾燥を繰り返し、事あるごとに蔵の隅から隅まで掃除する。

「雑菌の作用を極力封じたおかげで、醸造の過程で発生しがちなイヤな香りを、今季は格段に抑えられるようになりました。酵母の動きもよくなり、米本来のうま味が一層酒に反映しています」

「天寶一」といえば、骨太でクリアなキレの“赤ラベル”、「超辛 純米 千本錦」の評価が高い。だけど、酒好きの諸兄諸姉には「特別純米 八反錦」を推したい。

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