増田晶文
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増田晶文作家

1960年生まれ。漫画「いっぽん!! しあわせの日本酒」で原作、日本酒選定、取材、コラム執筆を担当。近著に「うまい日本酒をつくる人たち 酒屋万流」(草思社)。

熟成酒を常温や熱燗で ステーキやトンカツの脂と相性抜群

公開日: 更新日:

諏訪泉 満天星 純米吟醸

 照明を落としたダイニング風の居酒屋で、新酒や生酒を小ぶりのおしゃれなグラスで呑む。こういう店では、小僧や小娘だけでなく、中高年の面々までもが得々としてフルーティーな日本酒を楽しんでいる。一方、私はといえば、カウンターの隅で「何か違うぞ」とうめき声を上げる。

 なんでもかんでも若くて、新しければいいというもんじゃあるまいに。フレッシュな酒をキンッと冷やして呑むだけでは、日本酒の奥深さの一部分しか満喫できない。今夜は「熟成酒」という、もうひとつの魅惑のドアを叩いていただきたい。

 醸造年度から1年以上を経た酒を古酒という。有志の蔵が集まる「長期熟成酒研究会」では、糖類添加を除く、丸3年以上の古酒を熟成酒と定めている。

 豊満かつ濃醇な風味が、新酒にはない美点だ。「丹澤山」「睡龍」「十旭日」「花巴山廃」など、このカテゴリーに銘酒は数多い。

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