西日本豪雨で注目も 洪水ハザードマップの“落とし穴”と限界

公開日: 更新日:

 西日本豪雨は平成に入って最悪の被害をもたらし、死者は150人を超えた。住宅地が大規模冠水した岡山県倉敷市真備町では、倉敷市が作成していた洪水ハザードマップの「洪水浸水想定区域」と被害がおおむね一致。その評価を上げているが、専門家からは「ハザードマップの危険情報はザル。うのみにしたら逃げ遅れる」との声も上がる。一体どういうことなのか。

■問題視すべきは注意喚起されなかった地域

 真備町に深刻な水害を引き起こしたのは河川の決壊だ。地区の東側を高梁川、南側を小田川に囲まれ、その合流地点付近が湾曲していて水が流れにくい。上流側の水位が上昇する「バックウオーター現象」が決壊の原因とみられている。真備町では1972年や76年にも大規模浸水が発生。倉敷市はハザードマップで危険性を呼び掛け、国交省は下流側に合流地点を付け替えて水を流れやすくする工事を計画し、今秋には工事用道路の建設を始める予定だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    原監督は思考停止か…巨人崖っぷち3連敗招いた不可解采配

  2. 2

    巨人に4タテ完勝 ソフトBの執念を象徴する初戦9回裏の反省

  3. 3

    巨人ぶざまな日本S敗退でコーチ粛清…元木&宮本“詰め腹”も

  4. 4

    菅首相のGoTo“鉄板答弁”破綻「4000万人中、感染者180人」

  5. 5

    マッチ引退窮地…事務所の後ろ盾・人望・居場所すべてナシ

  6. 6

    大鹿理財局長の「何をもって虚偽とするか」発言に唖然呆然

  7. 7

    安倍前首相「桜疑惑」補填費用900万円の謎 原資は機密費か

  8. 8

    ソフトは本気 王会長「工藤→小久保→城島」で狙うV10構想

  9. 9

    高部知子“ニャンニャン写真”流出の顛末 元カレは自殺した

  10. 10

    菅野vs千賀なら欲しいのは…メジャーがつける“値段の差”

もっと見る