青山ティーファクトリー(神保町) 来店客数大幅減少でも利益アップのワケ

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 ともかく謎だらけなのである。神保町にあるのに店名は「青山ティーファクトリー」。6坪の店内はテーブルが2つとカウンターだけ。テーブルに相席はさせず、カウンターも客がぎゅうぎゅう詰めにならぬよう間隔を空けるから、最悪の場合、一度に4人しか入れない。店主は週休2日。それでも「家族はしっかり養える」とCEO(最高経営責任者)の清水一さん(写真)は言うのだ。

 一つずつ種明かしをしよう。

 この店は、もともと青山の伊藤忠商事本社前で1996年に開店した。家賃は月50万円。18.9坪のスペースに30席を置いたとはいえ、1杯500円程度の紅茶で賃料と従業員の給料をまかなうのは相当大変だったはずだ。実際、そこで店を20年間続けられたのは奇跡と言われた。

 奇跡が起きたのは「開店したころが空前の紅茶ブームだったことと、オープン前に無料券を配りまくったため」と清水さんは言う。タダで紅茶を飲んだ客がリピーターとなり、最終的には約2000人の常連客ができた。神保町の店名に「青山」が付くのは、神保町の店にも旧店の常連が足を運びやすいようにと思ってのことなのだ。

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