田丸昇
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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

佐々淳行さんは「穴熊」を知ってから危機管理に目覚めた

公開日: 更新日:

 47年前の1972(昭和47)年2月下旬。武力闘争による共産主義革命を目指す「連合赤軍」の5人の兵士が、警察に追われて長野県・軽井沢の保養所「あさま山荘」に逃げ込み、管理人の妻を人質にとって立てこもった。

 警察や機動隊が山荘を包囲した緊迫した状況は、テレビで連日生放送され、日本中の人たちの目を釘付けにした。

 その「連合赤軍あさま山荘事件」が起きて10日目の2月28日10時。機動隊は実力行使に入った。クレーン車で吊るされた巨大な鉄球が山荘の外壁を破壊し、高圧放水や催涙弾が発射された。機動隊は山荘に突入し、兵士たちに迫っていった。そして、日が暮れた18時すぎに全員が逮捕され、人質は無事に解放された。

 私(当時21・四段)は当日、朝からずっとテレビを見ていた。戦乱が起きている外国の出来事のように思えたものだ。

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