田丸昇
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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

藤井聡太編 タイトル保持者乱立は30年前の様相と符号する

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 昨年の7月に、佐藤天彦名人(31)、羽生善治竜王(48)、久保利明王将(43)、渡辺明棋王(34)、菅井竜也王位(26)、中村太地王座(30)、高見泰地叡王(25)、豊島将之棋聖(28)と、8タイトルを8人の棋士が持ち合う状況になった。

 さらに、10月に王座戦で中村を破って斎藤慎太郎王座(25)、12月に羽生を破って広瀬章人竜王(32)がそれぞれ誕生した。

 このように現在のプロ棋界は、群雄割拠する「戦国時代」の様相になっている。

 実は、1987(昭和62)年の10月にも、中原誠名人(当時40)、谷川浩司王位(同25)、桐山清澄棋聖(同40)、中村修王将(同24)、高橋道雄棋王(同27)、福崎文吾十段(同27)、塚田泰明王座(同22)と、7タイトルを7人の棋士が持ち合う同じような状況になっていた。

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