つぎ手によってビールの味が変わる“スイングカラン”の魅力

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 まだまだビールが恋しい。ビアホールなどでつぎたての“生”は、こたえられない。そんなビール好きにもあまり知られていないのが「スイングカラン」。昔ながらのビールサーバーの蛇口(カラン)のことで、これでつぐと同じビールでも、ひと味変わるという。

 広島市の酒販店「重富商店」社長で、8年ほど前にこのスイングカランに出合って以来、その魅力や歴史を全国に伝えている重富寛さんによれば、「昭和30年ごろまで日本のビアサーバーは全てこれでした。しかし現在のレバー式の“ドラフトコック”が登場してからは衰退の一途。私の知る限り全国でも三十数軒で使われているだけ。まさに“絶滅危惧種”です」

 スイングカランの特徴はビールの泡が出やすいことにある。そのため適度に炭酸が飛び、口当たりがやわらかくなる。苦味も抑えられるという。

「しかし、パッキンが入っておらず、真鍮の部品をすり合わせるだけの単純な構造なので取り扱いが難しい。下手をすると泡だらけになってしまいます。そのためスイングカランを使いこなすには、『泡切り3年、つぎ8年』と言われています」

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