小島慶子さん<5>管理職には向かない 社内表彰で退社を決意

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 会社を辞めようと思ったことなど一度もなかった。出産後もやりたいことをやらせてもらっている。自分は恵まれていると感じていた。

 ただ、周囲が思い描く「女子アナ像」には違和感を覚えていた。なぜ優等生の女の子でなければならないのか。なぜ暗黙のうちに理想的な職場の華を体現するように求められるのだろうか。画一的なイメージは覆したかった。

「こういう女性であれ、という女子アナ像の拡散に、私は加担をしたくなかった。だから、世間のイメージからは、なるべく逸脱するようにしてきました。でもね、会社は企業の看板娘を務める局アナに対して、高いお給料を支払っているんですよ。その役割を逸脱すれば、本業を全うしないでサラリーを頂くことになると考えるようになりました」

 自分でも納得できるように振る舞って、気持ちよく対価をもらいたかった。でも、会社にいる限り、その望みはかなわない。解けない方程式を心に抱えながら、次第に居心地の悪さを感じ始めていた。

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