被災地のいま<上>台風19号1カ月 長野を襲う下水と土の臭気

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「片づけても片づけてもゴミが出てくる」――。史上最強クラスの台風19号の直撃から12日で1カ月。千曲川沿いの堤防決壊で水没した長野市長沼地域の住民からは、災害ゴミや泥の片づけに疲れきった声が聞こえてくる。日刊ゲンダイ記者が現場を歩いた。

 長野電鉄長野線・柳原駅から、道沿いに果樹園などが並ぶ「アップルライン」(国道18号)を徒歩で20分北上すると、長沼地域に差し掛かる。最高気温15度でも、手が冷たい風でかじかむ寒さだった。

 最も被害の大きかった穂安地区まで千曲川沿いの堤防を歩きながら、東側に広がるリンゴ畑を見下ろすと、数百本を超える樹木が上流から下流に向かって横倒しになっている。葉もリンゴも枯れ木のように茶色く汚れており、リンゴ農家の70代男性は「堤外のリンゴは全滅。約200本の木がダメになってしまった」と肩を落とした。

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