武蔵小杉は浸水…著名人が住む“元祖”セレブエリアは安全か
台風19号が関東甲信越を中心に甚大な被害をもたらした。いまだ避難所生活を送る人たちも含め、政府や自治体の公助に頼らない「自助」「共助」の重要性が改めて分かった。家族を守るのは、やはり家族だ。
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土地の高さが海水面より低い「海抜ゼロメートル地帯」が7割を占める江戸川区を筆頭に江東5区(ほかは足立、葛飾、墨田、江東)は、荒川と江戸川が同時氾濫すると、総人口の9割以上250万人が浸水被害に遭う。
ところが、今回の水害で意外だったのは、二子玉川(世田谷区玉川)、田園調布(大田区)、武蔵小杉(川崎市)といった首都圏のセレブエリアも被害を受けたことだ。
せっかく大金を払って家を買ったのに、危険な土地なら費用対効果が悪い。他のセレブエリアは大丈夫なのか。