<43>全国でも珍しかったペット霊園が檀家獲得のきっかけに

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 宗教法人の認証を得るために5年間を費やした。最初は都庁、そのあとは文化庁に。訪れるたびに書き直しを命じられた申請の書類は、段ボール箱にして5箱分ぐらいの分量になった。文化庁の担当者には「あんたもしつこいね~」とあきれられたが、めげず、へこたれず、ようやく牛次郎を管長とする新しい宗教法人として認められたのだ。

 もっとも、新しい寺院なので、寺を支えてくれる檀家もいない。新しく獲得しようにも、昔からの住民はすでにどこかの寺の檀家になっている。これではお布施も集まらないし、必要な時に寄付を募ることも難しい。苦労して認証を得たからといって、寺院経営を軌道に乗せられるとは限らないのだ。

 一時は、自分と同じように中高年になってから仏教に触れ、その哲学や世界観を学びたいという会社員などを集めて講義を行ったりもした。出家得度し、坊主として第二の人生を歩む手助けをしようという考えだ。

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