高級チョコレートの謎…1粒400円は高いか、安いか? 

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 原材料の吟味だけでなく、ブランドイメージを作り上げるため、あらゆる面にお金をかけているという。

「価格に反映されているのは原材料費だけでなく、ブティックといわれる店舗や従業員、そして制服、インテリア、箱やリボン、ウェブサイトに至るまで費用をかけて世界観を表現しているブランドもあります」(市川さん)

 海外からの輸入品だと温度管理が必要になるため、その分の物流費のほか関税などが価格に乗ってくる。市川さんはチョコレートの世界を寿司や洋服にたとえる。

「スシローのお寿司のおいしさと、職人が握るお寿司のおいしさには違った価値を感じます。ユニクロの洋服が売れる一方で、高級ブランドの洋服を好む人がいるように、チョコレートもどういうシーンで購入するかでまったく感じ方が変わります。大手メーカーの板チョコも日常的に食べるには十分おいしいです。ただ、誰かに特別なプレゼントを選ぶ場合、その同じ板チョコを贈るわけにはいかないと思います。食に関して日本はとても成熟していますので、チョコレートもハレとケで使い分けられる場面が定着してきました」

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