著者のコラム一覧
大岡玲作家

1958年生まれ、東京外大卒。「黄昏のストーム・シーディング」で三島由紀夫賞。「表層生活」で芥川賞。小説執筆の他に書評、美術評論、ワインエッセーなど幅広い分野で活躍。「本に訊け!」「男の読書術」「新編 ワインという物語 聖書、神話、文学をワインでよむ」などの著作がある。東京経済大教授。

【情熱・責任感・判断力】ヴェーバーの「遺言」の書には胸打たれる箇所がある

公開日: 更新日:

 マックス・ヴェーバーの「職業としての政治」の翻訳をはじめて読んだのは、たしか高校2年の時だ。政治経済の授業の課題だった気がするが、もちろん、ちんぷんかんぷん。その時かろうじて印象に残ったのは、現行の岩波文庫版から引くなら、〈国家〉とは〈暴力行使という手段に支えられた、人間の人間… 

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