昨年このコラムでご紹介した斎藤茂太賞。旅にかかわるすぐれた著作を顕彰する賞で、すでに5回の受賞作を数える。そして、第6回(新参選考委員の私としては、2回目)にあたる選考会が、緊急事態宣言の合間をぬって先日ようやく行われた。今回の候補作は3作。いずれも高水準の内容だったが、冒険的…
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