野良犬とロシア10歳少女の奇跡! 零下11度の猛吹雪で行方不明になったが…
ロシア東部サハリン(樺太)で猛吹雪に遭い、行方不明になった少女が翌朝、無事に保護された。なんと野良犬と抱き合って暖を取り、凍死を免れたという。
この少女は、サハリン島西部のウグレゴルスクに住む10歳のビカ・Zさん(姓は頭文字だけで非公開)。先日の午後1時頃、学校からの帰宅途中で猛吹雪に遭い、自宅から1.6キロほど離れた場所で行方不明になった。
家族からの通報を受けて、警察と地元住民計40人がビカさんを探したが、見つからなかった。積雪は60センチ以上、気温は零下11度まで下がった。
「この吹雪の中では、凍死してしまったかも……」
絶望感が広がる中、翌朝8時45分頃、ある建物のバルコニーの下で野良犬と抱き合っていたビカさんが発見された。
すぐに病院に搬送され、治療を受けたが、ビカさんは軽い凍傷を負っていたものの、至って元気。その日のうちに退院できた。