「母の日」にカーネーションを贈るのはなぜ? 花キューピットに聞いた

公開日: 更新日:

 今年の母の日は5月8日(毎年5月の第2日曜日)。

 さて、母の日と言えばカーネーションだが、これを贈るのはなぜなのか?

 全国にフラワーギフトを届ける花キューピットの広報担当者に聞いてみた。

「諸説ありますが、20世紀初頭、母を亡くしたアメリカのアンナ・ジャービスが、亡き母親を敬い“偲ぶ会”を教会で開き、そこで母親の好きだった白いカーネーションを祭壇に手向けました。アンナの母への思いに感動した参加者は、翌年の5月にも教会に集まり会を開催します。アンナは友人たちに母親を敬い感謝する『母の日』を祝うことを提案し、それが広まっていったというのが有力な説です」

 やがて白いカーネーションは「亡くなった母親のための花」として、赤いカーネーションは「生きている母親のための花」として贈られるようになったという。

「現在では、色や本数のルールは特にありません。贈るときはメッセージカードも用意すると、より気持ちが伝わるのでおすすめです」(担当者) では、花キューピットはどのようにして全国に花を届けることができるのか?

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘