夫婦で相次ぎ末期がんに…2人の息子がいる同僚のために米ロス市警が支援を呼びかけ
米国で元司法省職員の女性と警察官の夫が相次いで末期がんと診断され、立ち行かなくなった一家への支援の輪が広がっている。
今年2月、ロサンゼルスに住む元司法省職員のローラ・トレローソさんはステージ4の結腸がんと診断された。
そして6月、今度は夫でロサンゼルス市警中央交通局に勤務する警察官のマイケル・トレローソさん(49)がステージ4の喉頭がんと診断された。
25年間の結婚生活を送っている2人の間には長男のマイケル・ジュニア君(14)と次男のマシュー君(10)がいる。
同局によると、2人は交互に化学療法、手術を受けた結果、体力が奪われ、日常生活を送るのにも支障が出ている。
近くに家族や親族はおらず、友人、近所の人々、教会の信者の支援で何とかしのぐ日々。マイケルさんはすでに働けない状態で、ローラさんのがんは卵巣に転移しているという。
またマシュー君には特別支援教育が必要で、自宅学習をしながら「馬セラピー」を受けていたが、現在は経済的にセラピーを受けられない状況にある。