SDGsは大切だけど…高齢者は「いのちをだいじに」冷房・暖房を惜しまず適切に使う
てりやきバーガーセットがまずい。いつからこんなコトになってしまったのか。原因はハンバーガーではない。コーラのストローだ。何というかあの噛んだ感じ。ザラッとしたあの違和感──。そう、素材が紙になったのだ。
「すみません。プラスチックのヤツありますか?」
「すみません。在庫切れです」って……。
世の中は地球温暖化だとか、環境保全だとか、SDGsなどとホザいている。企業も世間の空気を察し、「環境にやさしい企業ですよ」をアピールしている。
その弊害となっているのが、こういったストローたち。さらに身近なところでは、コンビニのビニール袋といったところか。だが、問題なのは、個人の意識だ。しっかりと分別して、再資源化すればいいこと。心ない人によるゴミのポイ捨てを抑止すればいいだけのことだ。
でも、世間の雰囲気はまったく違う。科学的根拠も乏しいままに、「環境第一主義」が横行している。「カーボンニュートラル」の掛け声で、二酸化炭素の排出をゼロにしようとしている。どんだけコストがかかるのか──っていうか、どうせこれで金儲けしているヤツがいるんだろう。そう勘繰ってしまう。