岸信千世氏は世襲批判もどこ吹く風…公式サイトに「家系図」掲載のツラの皮→慌てて削除
<政策よりも家柄自慢か>──。
岸信夫前防衛相(63)=衆院山口2区=の議員辞職に伴って行われる補欠選挙(4月23日投開票)への立候補を表明した長男・信千世氏(31)が自身の公式サイトに「家系図」を掲載したこと批判が噴出し、その後サイトから削除された。
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信千世氏の出馬をめぐっては、SNSなどで《もう世襲はやめてほしい》、《代々、引き継ぐなんて封建社会か》といった世論批判が続出。信千世氏も出馬会見で「いろんな意見があることは認識している」「こういう家庭環境であったからこそ政治の話題が比較的身近なものとなった」などと理解を求める場面もあった。
「政治の話題が比較的身近なもの」だったからこそ、公式サイトでは、自身が考える政治の課題について、多角的な視点から取り上げるのだろうと思いきや、デーンと据えられたのが「家系図」。そこには父の信夫前防衛相や伯父の安倍晋三元首相、祖父の安倍晋太郎元外相、曾祖父の安倍寛氏、岸信介元首相、曾祖叔父の佐藤栄作元首相ら6人の大物政治家の名前が記されていたため、SNSなどでは《アンタ、一体何がやりたいねん》、《わしはサラブレットですと言いたいんか》、《どんだけ時代錯誤しとるんや》といった指摘が相次いでいた。