アジアからの観光客、訪日の目的…2位は「自然・景勝地の観光」、では1位は何?
コロナが下火になり、入国制限がほぼなくなったことで、街なかで外国人旅行者を目にすることが増えてきた。まだマスクが手放せず、海外行きに臆病な日本人からすると、外国人観光客の旺盛な好奇心・行動力には驚かされるばかりだ。彼らは何を求めて日本に来るのか。
ちょっと古いデータだが、東証グロース市場上場のインターネットリサーチ会社・GMOリサーチでは、昨年10月、アジアの10の国と地域の20~69歳の男女3328人に、海外旅行に関する意識調査を実施。その中で、近い将来、日本に行く予定がある・行きたいと思っている男女1779人に、訪日旅行時に体験したいことを聞いた。
5位は「ショッピング」。外国人にとって円安の今は日本中がバーゲンセール状態のよう。シンガポールやインドネシアからの観光客の5分の1は、渡航費や宿泊費以外で50万円以上使う気で来るというから豪勢だ。
4位は「温泉入浴」。日本の温泉の魅力は、もはや海外でもよく知られているようだ。訪日旅行経験者の回答によると、とくに韓国とタイからの旅行者に人気が高いという。