夏のTシャツは「重ね着」がマスト! 襟元チラリの白Tで清潔感と洒脱さをアピール
人間、完璧過ぎては面白みに欠ける。どこかに抜けてるところがあるほうが、可愛げがあるというものだ。出木杉君よりのび太のほうが愛されるキャラクターであるように、ファッションもどこか不完全なほうが洒落て見える。
■「抜けてるポイント」をわざとつくる
「着くずし」とは、そんな「抜けてるポイント」をわざとつくること。たとえばネクタイの結び目は、わざと非対称にして小剣を横からのぞかせたりすると着こなれているように見える。ポロシャツのボタンは一番上だけ外すのがセオリー。
ボタンダウンカラーの襟ボタンを外したり、片方の襟先を跳ねさせて着るのも「洒脱」といわれるテクニックである。
これからの季節、メインアイテムとなるTシャツの着こなしにも、「抜けてるポイント」づくりが当てはまる、それがお洒落の常套テクニックだ。
まずTシャツは2枚重ねて着る。このとき上に着るTシャツは色物で、ジャストサイズを選ぶ。そして下に着るTシャツは必ず白無地でなくてはならない。サイズはジャスト、もしくはワンサイズ大きめでもいい。そうすると襟元や裾、袖口などに、下に着た白Tがのぞくはずだ(写真)。このわざと少しだけのぞく白Tシャツが、「抜けてるポイント」となって洒脱さを演出してくれる。