掃除機で吸い取られた赤ちゃん毒蛇を無事捕獲…豪州の意外な救出劇が話題

公開日: 更新日:

 オーストラリアで小さな赤ちゃん毒蛇の捕獲劇が話題になっている。

 今月2日、クイーンズランド州ハービーベイのリゾート施設に宿泊していたカップルから、蛇捕獲専門の「ハービーベイ・スネークキャッチャーズ」社に、「施設内に毒蛇がいるから捕獲してほしい」との連絡があった。さらに数分して「先ほどの電話の者ですが、妻が掃除機で吸い取ってしまったのでもう大丈夫」との続報が。

 同社は蛇が保護の対象であることを説明し、すぐに専門家のドリュー・ゴッドフリーさんを派遣した。現場に到着すると、蛇を吸い込んだ電気掃除機の吸い込み口は袋で覆われ、蛇が逃げられないようにしてあった。

 ドリューさんが慎重に掃除機を分解していくと……吸引したゴミをためる紙パックの中のちりやほこりの塊の中から小さな蛇が!

「イエロー・フェイスド・ホイップ・スネーク」という弱い毒を持つ蛇で、噛まれると、命に別条はないが、蜂に刺されたような痛みを感じるという。

 同社はフェイスブックで捕獲の様子を撮影した動画を投稿したところ、「かわいそうに」「助けられてよかった」など保護を喜ぶコメントが多数寄せられた。写真はそのひとコマだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは