米テキサス州では「ワニガメ」が保護対象 密漁通報の報奨金は30万円まで倍増!

公開日: 更新日:

 在来の生物相に影響を与える恐れがあるとして、日本では「特定動物」に指定され、ペットとしての飼育や野外への放出などが原則禁止されているワニガメ。時々、捕獲されてニュースになっている。が、米テキサス州では「絶滅危惧種」に指定され、手厚い保護の対象になっている。

 同州公園野生生物局(TPWD)はこれまで、ワニガメの密猟を通報した人に最大1000ドル(約15万円)の報奨金を与えていたが、このたび、それを倍増。話題になっている。

 プレスリリース(9月28日付)で、「通報がワニガメの密猟事件の有罪判決につながった場合」には報奨金を最大2000ドル(約30万円)まで倍増すると発表した。すでに報奨金をゲットした人がいるそうだ。

 ワニガメは寿命が長く、成長するまでに時間がかかることに加え繁殖力が低いため、密漁されると絶滅の恐れがあるので、テキサス州は懸命に保護しているそうだ。

 またTPWDでは、ワニガメを発見した場合は写真撮影し、TPWDの追跡調査のウェブサイトにアップすることも呼びかけている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?