著者のコラム一覧
髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

「ルフィ」と接見した弁護士を警察が捜査…異例なのは「接見の秘密」を破るものだから

公開日: 更新日:

「ルフィ」を名乗り、全国で相次いだ強盗事件の主犯とされる今村磨人被告。警察は、担当弁護士ではない弁護士が、今村被告と警察署で接見をしている際、自身の携帯電話を使い今村被告と海外にいる人物と通話させ、口裏合わせをさせた疑いがあるとして、先月28日に事務所の家宅捜索を行いました。

 これはかなり異例な捜査です。

 弁護士と逮捕・勾留された被疑者・被告人は、立会人なしで接見をすることが法律上認められています。これを接見交通権と呼んでいます。接見交通権は、弁護士が、日常生活と異なる空間に置かれた被疑者・被告人の支えになり、また、取り調べに対する助言を行うなど被疑者・被告人の防御権を保障するため重要な意義を有しています。そして、その接見の内容は、被疑者の利益に直結する情報であるため、秘密も厚く保護されています。

 一般面会においては警察官が立ち会っているのに対し、弁護士による接見は警察官の立ち会いもなく、弁護士と被疑者・被告人は2人きりになります。

 今回の捜査はまさにこの弁護人との接見の秘密を破るものになります。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網