現役裁判官や検察官もSNSをやるべきだと思う理由
ラグビーで試合が終わると「ノーサイド」、つまり試合が終了すれば、敵と味方、勝者敗者の区別もなく、お互いの健闘を称えようというメッセージが出されます。これは刑事裁判でも同じだと思います。検察官と弁護人は法廷では敵同士、検察官は公益や被害者の声を、弁護人は被告人の声を代弁し、法廷で主張と立証を尽くします。しかし、刑事事件の判決が下された後は、まさに「ノーサイド」。裁判後に開かれる意見交換会(通称反省会)では、お互いの法廷活動を称え、裁判内での問題点や裁判制度についての意見を交わします。
これだけではなく、僕が所属する千葉県弁護士会は、現役裁判官、現役検察官と勉強会を催し、意見交換や情報共有などを図っています。そしてその勉強会の後は懇親会が開かれ、肩書を超えた交流が図られています。僕はむしろこの懇親会が好きで勉強会に参加しています。
そのような懇親の場で裁判官や検察官と話して思うことは、立場は違えど、裁判で正しい結論、そして法律にのっとった正しい裁判をしていこうという目的は3者ともに変わらないということです。報道されている事件や裁判について、現役の裁判官や検察官がどう見ているのかを聞くと「なるほど、そう考えるか」と思わされることが非常に多いのです。
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