氷点下17度のカナダ南部で身動きが取れなくなった主人を守った忠犬2匹に喝采!

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 カナダ南部で2匹の忠犬が命がけで飼い主を守り、喝采が寄せられている。

 アルバータ州テーバーに住むアランさん(61=姓は非公開)は先月、人けのない湿地を秋田犬の血を引く雑種犬の「ヒーロー」と「トラ」と一緒に散歩中、ぬかるみの溝にはまり、身動きが取れなくなった。

 気温は夜間にマイナス17度の極寒になったが、2匹がアランさんに体をくっつけて温めたおかげで、凍死を免れた。さらに身動きの取れないアランさんを複数のコヨーテが襲撃してきたが、ヒーローとトラは、一歩も引かずにこれを迎撃。アランさんを守り抜いた。

 ぬかるみにはまって2日後、捜索をしていたテーバー市警の警察官らがアランさんと2匹を発見し救助。アランさんは低体温症を起こしていたため病院に搬送されて治療を受け、2匹は地元の動物愛護施設「テーバー迷子犬協会」に保護された。

 写真は退院後、ヒーロー(左)と、トラ(右)に再会したアランさんだ。

 それにしても忠犬の1匹の名前が「ヒーロー」とは。まさに「名は体を表す」と話題になっている。

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