小池知事肝いり結婚支援策は“お笑い”レベル…衝撃「出生率0.99」に官製アプリ&漫画化だって

公開日: 更新日:

思い出ソングも募集

 都は他にも〈結婚応援イベント〉の一環として、今月30日に「海の森でボッチャ婚(ハート)」と題した婚活イベントを東京湾の海の森水上競技場(江東区)で開催予定。ボッチャとは、どれだけボールを的に近づけられるかを競う障害者スポーツのひとつ。初めてでも楽しめるボッチャを通じて“相手探し”を促す狙いのようだ。

 そもそも、結婚したくてもできないのは経済的な理由や、子育てと仕事の両立の難しさなど複合的な要因がある。官製マッチングアプリや出会いの場の提供で結婚が増えるなら苦労しない。

 しかも、今年度から新たに0.5億円の予算を投じて〈結婚にまつわるエピソードの漫画化&結婚思い出ソングの発信〉に取り組むのだから笑ってしまう。

 都は来月31日までエピソードと思い出ソングを募集し、審査を経て選定されたエピソードをウェブ漫画の原作として使用するという。公式ホームページには〈WEBマンガや思い出ソングの公開を通して、「結婚を希望しながらも、なかなか一歩を踏み出せない」という方の背中をそっと後押しできたらいいなと考えています〉と狙いを書いている。何だソレ。

 都に「ボッチャ婚」や結婚にまつわるエピソード、思い出ソングの応募状況を尋ねたが、「非公表です」(都民生活部)と取り付く島もなかった。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  2. 2

    参政党トンデモ言説「行き過ぎた男女共同参画」はやはり非科学的 専業主婦は「むしろ少子化を加速させる」と識者バッサリ

  3. 3

    東京・荒川河川敷で天然ウナギがまさかの“爆釣”! 気になるそのお味は…?

  4. 4

    参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか

  5. 5

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  1. 6

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  2. 7

    「イネカネムシ」大量発生のナゼ…絶滅寸前から一転、今年も増加傾向でコメの安定生産に黄信号

  3. 8

    「関東大震災」「阪神大震災」「東日本大震災」発生時のジンクスにネットがザワめく複雑理由

  4. 9

    参院選もデマ情報が飛び交った…SNSの誹謗中傷「発信者情報」を1000円で開示する方法

  5. 10

    コメ増産の切り札として注目「再生二期作」の理想と現実…土地がやせ細るネガティブ要素も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  3. 3

    上野樹里“ガン無視動画”にネット騒然! 夫・和田唱との笑顔ツーショットの裏のリアルな夫婦仲

  4. 4

    巨人・阿部監督に心境の変化「岡本和真とまた来季」…主砲のメジャー挑戦可否がチーム内外で注目集める

  5. 5

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  1. 6

    松本潤&井上真央の"ワイプ共演"が話題…結婚説と破局説が20年燻り続けた背景と後輩カップルたち

  2. 7

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」

  3. 8

    参政党トンデモ言説「行き過ぎた男女共同参画」はやはり非科学的 専業主婦は「むしろ少子化を加速させる」と識者バッサリ

  4. 9

    松本潤「19番目のカルテ」の評価で浮き彫りに…「嵐」解散後のビミョーすぎる立ち位置

  5. 10

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ