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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

米大統領選は「おじいちゃん、入院するか施設に入るか、どっちかにして!」と一緒?

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「ハリスかトランプか?」

 この記事が出る頃には、ほぼ大勢が判明。アメリカのみならず、全世界が大騒ぎになっていることだろう。ハリスになれば、女性初の大統領。トランプになれば、「アメリカ第一主義」が再始動。各国への圧力が強まりそうだ。果たしてどちらが正解なのか?

 かつてアメリカ横断ウルトラクイズという番組があった。福留アナの「ニューヨークに行きたいか~!」という掛け声は、鮮明に記憶に残っていることだろう。

 そこで名物だったのが、ドロンコ〇×クイズ。解答者は2択を迫られ、先の見えない壁を突き破っていく。正解だった場合はマットの上。不正解だった場合にはドロンコまみれといった感じだ。緊張の一瞬である。だが、よく考えてほしい。本当に正解はあるのか……。

 われわれは「2択」を迫られると、どうしても反射的に「正しい方」を選ぼうとする。しかし、もし、両方とも「不正解」だった場合はどうなるのか。

 現在のアメリカは2大政党制となっている。民主党か共和党か。人々はどちらかが正解だと思い込み、国論を二分するほどの争いとなっている。でも、本当に重要なことは他にあるのでは?

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