生まれながらHIV感染の35歳アメリカ人俳優が妻の妊娠と胎児の「陰性」を発表して大反響

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 生まれながらにして、エイズの原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染しているアメリカの男性の妻が妊娠。胎児にはHIVが感染していないことが分かり、話題になっている。

 注目を集めているのはニューヨーク在住の俳優で作家のジョセフ・キブラーさん(35=写真右)と、妻で女優のケリー・コックスさん(年齢非公表=同左)。

 HIVは感染者の血液、精液、膣分泌液、母乳などの体液を通して感染する、人間の免疫システムを破壊するウイルスだ。どのように妻と胎児は感染を免れたのだろうか?

 キーになるのは「抗レトロウイルス療法(ART)」という薬物療法。現在、この方法で患者の血中HIVウイルス量を「検出限界(特定の物質が測定できる最小限の量)」未満にまで減少させることが可能になっている。

 この状態になると、他の人にウイルスを伝染させるリスクが事実上ゼロに。ジョセフさんはこの治療でHIV感染を防いだのだ。

 一方、ケリーさんはエーラス・ダンロス症候群(EDS)という遺伝性疾患にかかっており、慢性的な痛みや関節の問題があるという。来年初めに出産予定の胎児にEDSが遺伝しているかどうかは、検査方法がないため分からないという。

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