横浜市「中村浴場」ミュージックサウナはやっぱりよかねぇ~♪

公開日: 更新日:

庶民的な“ザ食堂”へと流れて大満足の夜

 4代目のオススメで銭湯から歩いて30秒、川沿いにある大衆食堂「埼玉屋食堂」へ。昭和4年創業の“ザ食堂”を切り盛りするのは2代目看板女将と3代目夫婦。

 壁にズラッと並ぶ品書きの中から牛乳割り400円を注文すれば、昔ながらの瓶の牛乳と焼酎がなみなみとつがれたグラスが出されて、おー、懐かしい。氷の入ったグラスに、それぞれ好みの濃さで割って飲むスタイルっス。まろやかで飲みやすいこと。「飲み過ぎると足に来るから気をつけて」と3代目お姉さん。

 アテを迷っていると、隣のテーブルで寡黙に飲んでいた常連サンが「コロッケはめったにないから」と教えてくれ、ならばコロッケとミニステーキ、揚げナス肉挟みをオーダー。料金はすべて350円の格安でも、一切手抜きナシでしたよ。

 揚げたてのコロッケは衣サクサクで、中はホクホクのジャガイモに合いびきミンチと玉ネギが入った大ぶりが2個。思わず「うまい!」と膝を打つと、常連サンにフッと笑われる始末。

 豚ひき肉をみっちり挟んだ揚げナス、オリジナル醤油ソースで焼かれた肩ロースのステーキも抜群で、牛乳割り2杯目とともにペロリ。こんなに注文して2000円でお釣りがくるとはコスパ抜群。庶民的な2軒に大満足の夜でした。 (イラスト・文=太田由紀)

■「中村浴場」
(住)神奈川県横浜市南区中村町2-117-7
(℡)045・261・3867
(営)午後3時半~11時
(休)8日、18日、28日

■「埼玉屋食堂」
(住)神奈川県横浜市南区中村町2-113-1
(℡)045・251・6326
(営)午前7時半~午後1時、午後4~7時(水曜~日曜のみ) 
(休)火曜日、月末は月曜日も休み

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    農水省は「生産量が需要を大幅に上回る」と…“コメ余り”予想でも新米価格が下がらないワケ

  2. 2

    JICAの「ホームタウン」事業撤退で損なわれる国益…排外主義的なデマ拡散で苦情殺到の異常事態

  3. 3

    「共生社会のお手本」群馬県大泉町のいま 参院選でなぜ参政党候補が最多得票だったのか

  4. 4

    アナタは大丈夫?映画館・電車でのマナー違反…“自己チュー度”をセルフ診断でチェック!

  5. 5

    恵比寿「たつや 駅前店」では80歳くらいの女子が生ビールのジョッキを両手で抱えて飲んでいる

  1. 6

    万博協会が中学生記者への記者証発行めぐり醜悪な“たらい回し”…「取材に行きたい」だけなのに!

  2. 7

    “イヤホンつけっぱ”はコミュニケーション拒絶? ラーメン店主が「やめて」と訴え騒動に…

  3. 8

    松本若菜『わたしの宝物』で注目の「托卵妻」って? 識者が予想する“生息率”に男性はゾゾッ確実

  4. 9

    中山競馬場フードコートに前代未聞の出店!ライバル紙の東スポ食堂を辛口採点してみた

  5. 10

    小林鷹之氏と旧統一教会のズブズブ…総裁選出馬会見で突っ込まれ“逃げ”のトーンダウン

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人vs阪神またもドラフト場外戦勃発!1巡目指名8年で5回モロかぶり…中日とヤクルトも参戦か

  2. 2

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」

  3. 3

    ドラフト外入団の憂き目に半ば不貞腐れていたボクを最初に見出してくれたのは山本浩二さんだった

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 5

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  1. 6

    前橋市長の「ラブホ通い詰め」だけじゃない…有名女優らもキャッチされた格安ラブホ不倫劇の舞台裏

  2. 7

    次期巨人監督へ桑田二軍監督が腕まくり! 松井秀喜氏への“つなぎ登板”は球団の思惑とも合致

  3. 8

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  4. 9

    国民民主・玉木代表が維新の“自民すり寄り”に猛ジェラシー! 総裁選後の「補完勢力」の座めぐり場外乱闘勃発

  5. 10

    杉田かおるの窮地を陰から支えていた舘ひろしの男気