次の南海トラフ巨大地震は「2035年をピークに前後5年」と専門家…しかも3連動の可能性を指摘

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 鎌田氏によれば、これまでの南海トラフ巨大地震の歴史では3回に1回は3つの地震が連動している。その最新が江戸時代の宝永地震だ。そして前回、前々回の南海トラフの巨大地震で連動していないのが、「静岡沖の東海地震」だ。

「3連動の最新は1707年の宝永地震です。地層には20回くらいの南海トラフ巨大地震の跡が残っていて、いま研究中ですが、けっこう規則的なんですね。そのため次はきっと3つの地震の連動が起こり、東海地震のパスはない。実は前回の昭和南海地震で東海地震が起きなかったので、皆さん油断しているのです。だからこそ危険なのです。怖いのは、しばらく起きていないということは、それだけエネルギーをため込んでいるということなんです」

 また、宝永地震のあと、49日後に富士山が大噴火している。

  ◇  ◇  ◇

 南海トラフの巨大地震の直後に富士山も?●関連記事【こちらも読む】富士山が噴火したら…首都圏はどうなる? 元国立極地研究所所長・島村英紀氏が解く…もあわせて読みたい。

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