著者のコラム一覧
髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

ガールズバー初摘発!風営法「改正」で何が変わった?

公開日: 更新日:

 この法改正を受け、改正施行日当日には新宿・歌舞伎町で無許可営業を行っていたガールズバーの経営者が現行犯逮捕されました。これは全国初の改正法適用例として注目を集めました。さらに、警視庁は都内で一斉取り締まりを実施し、7店舗で12人を逮捕するなど、警察による強い姿勢も鮮明になっています。

 この改正の背景には、ホストクラブにおける若年女性の借金・売春被害が社会問題となっていた現状があります。SNSなどで“色恋営業”を強調する手法も横行しており、これらを是正する目的で改正が行われました。

 今回の法改正は、単なる罰則強化にとどまらず、風俗・接待業界の健全化と消費者保護を推進するものです。業界には、営業許可の取得や料金表示の適正化だけでなく、名義貸し防止や法人責任の明確化など、実質的な法令順守が強く求められています。今後、全国的に取り締まりも強化される中で、適法性を確保し、利用者が安心できる環境を整えることが、事業者にとって重要な課題となるでしょう。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到