65%が妻からの提案。夫婦のリアルな寝室事情…夫と寝るのが吐き気がするほど苦痛です
【解消されない夫婦のモヤモヤ】
子どもが成長してきて、上の子はすでに自室で寝るようになり、そろそろ下の子も「ベッドが欲しい」と言い出すようになりました。
「ベッド買ったら、もうママと一緒に寝られないよ?」なんて、半ば脅しのような言葉でなんとか引き止めていますが、時間の問題なのはわかっています。
いずれ二人とも自室で寝るようになったら、残された私は夫と二人で寝るしかなくなる。想像しただけで吐き気がします。
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なぜそんなに嫌なのか?最大の理由は…
まず第一に、夫のいびきがとにかくうるさい。
若い頃は、ベッドに入った瞬間に寝落ちしていた私ですが、40歳を過ぎた今は入眠に時間がかかったり、夜中に目が覚めたりすることもしばしば。睡眠の質が翌日の体調を左右する年齢になってきた今、いびきは本当に大きなストレスです。
「そんなに嫌なら別の部屋で寝ればいいじゃん」と言われそうですが、我が家には夫婦それぞれの部屋がないんです。「リフォームして部屋を作るか?」と一瞬考えたものの、いやいや…「早く離婚しろよ」って自分でもツッコミたくなります。
「なんで一緒に寝なきゃいけないの?」とイライラしているのは筆者だけではないようで、実際に「夫婦別室」を提案したのは65.6%が妻からという調査結果(※)もあります。
※参考:夫婦の寝室を別にしたきっかけに関する意識調査より(外壁塗装紹介サイト)
さらに、同じ統計ではいざ別室にしてみたら「してよかった」と答えた人が95.4%だったというデータも。この数字を見ると、「夫婦は一緒に寝るのが当たり前」という考えそのものが、すでに現代のライフスタイルに合っていないのかもしれません。
むしろ別室で寝るほうが睡眠質が上がり、夫婦関係も良好になるケースもあるのではないでしょうか。
セックスレスなのに、なぜ一緒に寝る?
そもそも、我が家は長年のセックスレス。
部屋がないという物理的な理由があるにせよ、夫婦として破綻しているのにも関わらずなぜここにきて一緒の寝室で寝る必要があるのか。罰ゲームでしかありません。
中年に差し掛かると、疲れが取れるかどうかは睡眠の質にかかっています。それなのに、なぜストレスフルな環境で眠らないといけないのか。いや、ほんと「早く離婚しろよ」って話ですよね(2回目)。
「文句があるなら自分の部屋を作れば?」と言われるかもしれませんが、そもそもこの家は夫名義。文句を言う権利はないのかもしれませんが、それでも、つらいものはつらい。
みんなはどうしてる?夫婦の寝室事情
日本の住宅事情では、夫婦それぞれに寝室がある家庭は少ないと思います。
みなさん、どうやってこの問題を乗り越えているんでしょうか?
我が家のように「部屋がないから仕方なく…」という理由で一緒に寝ている人が多いのでしょうか。心の中では「別々に寝たい」と思っている人、多いはずですよね。
(豆木メイ/フリーライター)