大谷翔平はドジャース内で“ひとり勝ち”の気配…ベッツは極度の不振、フリーマンは死球で様子見しながら出場
後半戦に入って、大谷翔平(31=ドジャース)にエンジンがかかってきた。
日本時間21日のブルワーズ戦の2打席目に、146キロのシンカーを左翼へ運ぶ34号2点本塁打を放った。2試合連続の一発。左翼方向に本塁打が出るのは、好調の証しでもある。
同地区・ダイヤモンドバックスのスアレスが、ここ2試合で4本塁打の荒稼ぎで35号。追う立場になったものの、残りは2カ月以上ある。昨季はポストシーズンに向けた8月以降に22本塁打と打ちまくっただけに、3年連続本塁打王は視界良好といえるのではないか。
この日は昨年6月以来となる2番打者としての起用。7月は試合前時点で打率.188と不振に悩むベッツ(32)との打順が入れ替わった。
「ショウヘイと対戦する投手にとって有効なのは走者なしで迎えること。ムーキー(ベッツ)に四球を与えたくないから、3-1、もしくはフルカウントから、より打ちやすい球がくる可能性はある。ショウヘイが先発する日や翌日は、1番を打たないことで(大谷にとっても)負担が減る」とはロバーツ監督。ベッツだけでなく、大谷にとってもプラスになるというのだ。
投げてはきょう22日のツインズ戦で6度目の先発となる。ここまで9イニングに登板して5安打1失点。与えた四球はわずか2と安定した投球を続けている。