巨人リチャードが値千金の同点3ラン!「三百六十五歩のマーチ」で目指す本格覚醒の日

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 巨人ファンの溜飲を下げる、起死回生の一発だった。

 21日の阪神戦。0-5で迎えた七回だった。敵失などで2点を返したものの、まだ3点ビハインド。前日の試合に敗れたチームは今季の阪神戦の負け越しが決まっていた。宿敵相手に前半戦でのカード負け越し決定は球団史上初の屈辱。あと1本が出ずに黒星を重ねてきただけに、この日もまたか…という雰囲気はあった。

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 そんな重苦しいムードをバットで払拭したのが、「7番・三塁」で久々にスタメン出場したリチャード(26)だった。

 2点を返してなおも1死一、三塁の好機で、代わったばかりの阪神の2番手右腕・ネルソンが投じた4球目のチェンジアップを泳ぎながらレフトスタンドに放り込んだ。劇的な同点3ランでチームを勢いづけ、九回の吉川のサヨナラ打を演出した。

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