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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(19)お盆はお墓参りでハッピー 幸福度が上がるデータも

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 もしくは早めに墓じまいを考えなければならなくなるんです。仮に、墓じまいを決意することになったとしても、墓石の撤去費用、遺骨の供養先への費用など150万円から300万円します。そんな資金がないとなると、墓じまいさえできません。

 例えば、千葉県市川市の市川市霊園一般墓地返還促進事業は、かかった費用の一部を助成しますが、行政の予算がなくなったら終了します。また、千葉県浦安市の墓石撤去費等助成制度は、石の撤去などで最大15万円補助金が出ます。しかし、こういった補助金の対象は市営霊園に限られていますので、民間霊園などは対象外のため、ほとんどあてになりません。

 誰も助けてくれない場合、自ら銀行でメモリアルローンとしてお金を借りなければなりません。墓じまいのため自分だけに借金が押しかかってくることにもなりかねないのです。

 そんなことにならないように、親戚と時々顔を合わせておきましょう。

 物価高の中、遠方まで行くのには旅費が高いですよね。そこで祖父母には、お盆玉が流行していることをお伝えしましょう。

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