格安ワインを一口ごくり…え、やばい!コンビニの本格派「ヒゲのおじさん」ラベルは迷わず買いです

公開日: 更新日:
コクハク

“ヒゲのおじさん”のボトルを見つけたら即買いしてみて!

 大切な人への贈り物や自分へのご褒美など、”間違いない1本”を選びたい時には必ず足を運ぶ「エノテカ」。世界中の有名ワインメーカーから販売権を独占的に取得している大手の老舗ワインショップです。

 そんなエノテカで最も売れているコスパ最強のデイリーワインが、まさかのコンビニでも販売されているとの情報を聞きつけ、一目散にローソンへ向かった私。

 その結果、「うわ〜もっと早く知りたかった…」と、心の底から後悔したのであります。ということで今回は、一口飲んで即座に宅飲みレギュラーメンバー入りが確定した、拍手喝采な1本をご紹介。

【美酒好きアナ厳選 1000円台“神旨”ワイン】

 それが、エチケット(ラベル)に描かれたヒゲのおじさん、通称”ピートおじさん”が目印のオーストラリアワイン『ピーツ・ピュア』税込み1188円。

 私が訪れた際にはシャルドネ、ソーヴィニオン・ブラン、カベルネ・ソーヴィニオンの3種類が陳列されていましたが、ピノ・グリージョも手に入ります。

 今回はシャルドネをピックアップしてみました。

【こちらもどうぞ】ダイエット向きのワインは赤と白、どっち?

シャルドネはオーストラリアを代表する品種のひとつ

 ボトルを開ける前に、まずはこのワインの生産地であるオーストラリアのプチ情報を♪

 オーストラリアでのワイン造りは、1788年にシドニーで始まりました。

 日本のほぼ20倍に相当する国土の南半分で造られていて、多様な気候や土壌のおかげでバラエティ豊かなワインが生産されています。中でも白ブドウで圧倒的に栽培面積が広いのがシャルドネ。国を代表するスター品種のひとつです。

 では、グラスに注いでみましょう。

 輝きと透明感のあるやや濃いめのレモンイエロー色。リンゴや洋梨、メロンの他に、白桃やパイナップルなどトロピカル系のジューシーな果実香が広がります。ほのかにナッツを思わせるアロマや、樽からくるヴァニラの香りも。

冷やしてフレッシュ感を、温度が上がったら芳醇なフレーバーも堪能して

 一口ごくり…えっ、やばい…旨すぎるっ!

 若々しく軽快なアタックでありながら、濃縮感・成熟度も伝わるような豊かな印象。厚みのある果実の甘味とやさしい酸味、コクを伴う穏やかな苦味が心地良く、ミネラル感もありつつ全体的にはリッチでまろやかなバランス。

 かと言って、アメリカのシャルドネのようなコテコテしすぎた重たい印象はなく、柑橘系果物からくる爽やかでエレガントなニュアンスも。

 市野瀬的には、最初は8度〜10度くらいによく冷やしてフレッシュ感を楽しみつつ、温度が上がるにつれて顔を出すハチミツのような芳醇なフレーバーも堪能したいなぁ♡

通販よりお得に買えちゃう太っ腹

 ちなみに、エノテカの通販だと税込み1480円のところ、コンビニ(ローソン、セブン・イレブン、ファミリーマート等)だと約300円もお安く買えちゃいますよ(歓喜!)。

 手軽に用意できるペアリングとしては、各コンビニのレジ横に売っている唐揚げや焼き鳥、惣菜コーナーにある生ハムやチーズ、おつまみコーナーのチータラやサラミにも良く合いそうだし、今の時期だと栗ご飯やカボチャの煮物、さんまの塩焼きなど秋の味覚にも◎かと♪

 明日から…いや、今夜からもの凄い頻度で市野瀬家の食卓に登場するであろうこの1本。アナタ様の晩酌にもいかがですか?

(市野瀬瞳/フリーアナウンサー)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内結子さん、石原さとみに立ちはだかった女優35歳限界説

  2. 2

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  3. 3

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  4. 4

    沢口靖子はまさに“奇跡のアラ環”!「2025年で『60歳』のお美しい女性有名人」圧倒的1位の原点

  5. 5

    視聴率トップ「モーニングショー」山口真由氏に続き…女性コメンテーター2人も"同時卒業"の背景と今後

  1. 6

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  2. 7

    山口真由氏「妊娠・休養」報道で人気を証明 復帰後に約束された「最強コメンテーター」の道

  3. 8

    杉田かおるが財閥創業者の孫との離婚で語ったこと

  4. 9

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  5. 10

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」