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石原藤樹「北品川藤クリニック」院長

信州大学医学部医学科大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。

ラーメンで寿命が縮むのは本当か?「週3回以上」vs「2回以下」

公開日: 更新日:

 ラーメンは国民食と言っていいほど、日本では好んで食べられている料理です。ただ、その一方で、ラーメンの食べ過ぎやスープを残さず飲むような食べ方が、健康に悪影響を与えている、という指摘もしばしば耳にするところです。

 ラーメンといっても、今は本当にたくさんの種類がありますから、それをひとくくりにして、健康に良くない、ということはあまり科学的ではないように思います。しかしその一方で、ラーメンの多くは小麦主体の糖質が非常に多く、スープは塩分がかなり多いことも事実で、その悪影響も否定はできません。

 実際にどの程度の健康影響がラーメン好きにはあるのでしょうか? 今年の栄養学の専門誌に、日本で行われた住民の健康調査をもとにした論文が掲載されました。

 40歳以上の7000人近い一般住民のデータを解析したところ、週に3回以上ラーメンを食べる習慣のある人は、1~2回程度の人と比較して、総死亡のリスクが高い傾向が認められました。

 特に年齢が70歳未満の男性で、ラーメンのスープをたくさん飲み、お酒も飲む人で、そのリスクが高まる傾向も確認されました。

 これだけでラーメンの食べ過ぎが健康に悪いと言い切ることはできませんが、ラーメン好きの方も、週に2回くらいまでにとどめておいた方が長生きのためには良いかもしれません。

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