杉田かおるが財閥創業者の孫との離婚で語ったこと
前回のこのコラムで久々に姿を見た女優の杉田かおる(60)について書かせてもらった。
15歳の時に「3年B組金八先生」で妊娠・出産する中学生を演じ、その取材で“女優魂”を感じたと伝えたが、その後、バラエティー番組でも活躍した。彼女にバラエティーのトーク術を指南したのが、日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の菅賢治プロデューサーで、話は短く、要らない部分ははしょって「オチ」をオーバーに話すように教えられたという。
杉田がある時、ワイドショーのゲスト出演で15分間のトークコーナーに出た。事前に話の内容と流れを入念に打ち合わせしたそうだが、当日になって担当ディレクターが2分半ほどの内容を「わかりにくいから」とカットするよう提案してきたという。
15分もあるので「適当に他の部分を引き延ばしましょう」と言うディレクターに杉田は激怒した。「あなたねぇ、テレビのバラエティーで2分もたせるというのは大変なことなのよ」と言いつつ、慌てて新しい内容を考え、キャスターの質問まで自分で作ったそうだ。バラエティー番組だと甘くみてしまう人もいるだろうが、発言が外に出る以上、真剣勝負の毎日だったのだ。