小泉進次郎が総理・総裁なら「岸田外相」カムバック説…意外と本人はニンマリ

公開日: 更新日:

 小泉進次郎総裁の誕生を先走りした党役員人事、組閣情報が賑やかに飛び交う永田町である。中でも耳目を引くのが、岸田文雄前首相の副総理兼外相起用説だ。

「最初は耳を疑いましたが、菅構想だと聞いて納得しました。元首相ながら長く財務相として安倍内閣を支えた麻生さん的な重し役を期待してのことでしょう。小泉さんの若さはウリですが、経験不足は否めない。そこをどう補うかが、野党との協力体制構築と併せ、小泉人事を考える上でのポイントです」(全国紙デスク)

 首相経験者の財相起用は、麻生のほかには小渕内閣の宮沢喜一など散見されるが、外相への起用となれば憲政史上初のサプライズ人事となろう。

■軽量首相に厚み加えたい菅構想

「菅はシタタカだな。この人事構想は菅自身が親しい記者を通じて岸田の耳に入るよう意図的に流している。小泉VS高市の決選投票を見越して、岸田とその周辺のアタリを確かめているんだよ」とは、麻生派所属のベテラン議員の解説だ。再登板への意欲を隠さない岸田にとってはもちろん、垂涎モノのお誘いであろう。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢