“銃を守った男”が銃に倒れる…チャーリー・カーク氏暗殺の衝撃
トランプ派の若手トップ活動家、チャーリー・カーク氏が、ユタ州の大学で演説中に狙撃され死亡しました。
カーク氏は「銃の所持こそ安全を守る」という強硬な立場を取っていた人物です。その彼が銃撃で命を落としたことは大きな皮肉として受け止められ、改めて「銃とアメリカ」にスポットが当たっています。
カーク氏は31歳という若さと強力なリーダーシップで、2024年の大統領選で若者票を掘り起こし、トランプを当選に導いた最大の功労者の1人とされています。
トランプ一家からは家族のように可愛がられ、保守のMAGA陣営の中でも抜きん出たカリスマ性を持つため、「トランプの後継者ナンバーワン」と目されていました。
カーク氏は「ポリコレ否定」「言論の自由支持」を掲げ、リベラルに反発する若者を惹きつけましたが、一方で人種やジェンダーに関する差別的な発言も多く、アメリカの分断を助長したと批判もされていました。
とりわけ銃規制には強く反対し、「銃が多いほど社会は安全になる」と繰り返し主張。銃による犠牲者も「交通事故死と同じで、社会のコストにすぎない」と語ったことでも知られています。