胃痛、胸やけ、食道の不快感に効く市販薬「PPI」の使い方

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 胸やけや胃痛などの胃の不調があるが、クリニックを受診する時間が取れない──。そんな時に役立つのが市販の胃腸薬。これまでクリニックや病院を受診しないと使えなかった薬が、今年の春以降、薬局やドラッグストアなどで買えるようになった。薬剤師の児島悠史さんに話を聞いた。

 3月以降、薬局やドラッグストアで市販されるようになった胃腸薬が、プロトンポンプ阻害剤(PPI)だ。これまでは処方箋が必要な医療用医薬品だったが、スイッチOTC医薬品となり、処方箋なしで買えるようになった。

 PPIは、胃酸が食道へ逆流する胃食道逆流症や、胃の粘膜が胃酸で傷つく胃潰瘍などの治療に使われる薬だ。

「胃酸が原因の不調に効く市販薬としてH2ブロッカーがありますが、それでは満足できるほど効果を実感できない場合、従来は医療機関を受診するしかありませんでした。PPIが市販薬として使えるようになったことで、薬剤師は次の一手を提示することができるようになりました」(児島さん=以下同)

 胃酸の分泌抑制効果はPPIの方が強く長続きすることから、胃食道逆流症などの第一選択肢はPPIだ。

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