能力アピールも資格取得もムダ! 元公務員でも難しい「男性シニアの再就職」を突破できるのは「謙虚な人」という“無慈悲な実情”
自分の能力をアピールしたがるシニア男性
しかしメインストリームからの転落には抵抗があるという男性たちは、「資格取得」に躍起になる。
前編で紹介した西日本在住のDさん(66)もその一人だ。元県庁職員のDさんは65歳で退職を迎える前に、図書館司書の資格を取得し、再就職に備えていた。図書館職員は正規雇用がほとんどなく、賃金が低いことが知られている。年金暮らしのシニアにはちょうどいい仕事だとDさんは思っていた。
ところがハローワークなどを通じて応募した6つの図書館は、すべて不採用。公務員としてこれまでの自分に自信を持っていたDさんは、深くプライドを傷つけられた。
「私は生成AIを使って事務作業の効率化に勤めてきた。職場でも重宝されてきたんです!」
Dさんは取材時に筆者の前でも、盛んに自身の能力についてアピールしていた。しかし、そもそもこういう態度が、正直「ウザい」気がする。


















