著者のコラム一覧
若月澪子ルポライター

1975年生まれ。ジャーナスリト。大学卒業後、NHK高知放送局・NHK首都圏放送センターで有期雇用のキャスター、ディレクターとしてローカル放送の番組制作に携わる。結婚退職後に自殺予防団体の電話相談ボランティアを経験。育児のかたわらウェブライターとして借金苦や終活に関する取材・執筆を行う。生涯非正規労働者。ギグワーカーとしていろんな仕事を体験中。

能力アピールも資格取得もムダ! 元公務員でも難しい「男性シニアの再就職」を突破できるのは「謙虚な人」という“無慈悲な実情”

公開日: 更新日:

自分の能力は小出しにするのが吉

 メインストリームからこぼれ落ちたくないという焦りはわかる。実際に「年をとっても稼げる資格」とか「リスキリング(学び直し)でシニアもステップアップ」というような広告もよく見かける。

 焦りや不安は金になる。宣伝にからめ取られ、高額なリスキリング講座に大枚をはたく中高年男性も多い。これまで努力を重ねてきた人は「能力さえ高めれば、いつまでも使ってもらえる」と思っている節がある。

 しかし、シニアが資格やリスキリングで武装するのは方向性がズレている、と思う。「これができます、あれも得意です」「資格も取っていて万全です」とマウントを取ろうとするシニアに好感を持つ現役世代は、あまりいない。

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