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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

金利上昇って得なの? 損なの? 資産防衛に必要なのは「一喜一憂しないこと」

公開日: 更新日:

 ただ、一つだけ警告しておきたい。注意すべきは、日銀という飼い主の建前や説明ではないということ。リードでつながれた「犬」の動きだ。

 いつもの散歩道を選択し、「短期金利」を操作するのが日銀ならば、そのリードの先で跳ね回る「長期金利」こそ、自由で身勝手な行動をする「犬」である。

 日銀という飼い主がどれほど理屈を並べようとも、土佐犬(長期金利)は己の嗅覚に従って、勝手気ままに暴走する。

 飼い主がパニックに陥り、コントロールを失えば、今風に言えば完全に「ベア(クマ)」扱いである。牙を剥いた獣を飼い主が押さえつけることなど、もはや不可能となる。

 シニアの資産防衛に必要なのは、日銀の発表に一喜一憂することではない。ポチの動きを常に観察し、土佐犬に変貌しないかをチェックすることである。

 現在の長期金利は2.6%程度。今のところは大丈夫そうだ。

「新しい犬を買ってきたんだけど、名前どうしようかな?」

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