愛子さまが8月に伊勢神宮「式年遷宮」視察へ 将来は「祭主」を継ぐ可能性も
したがって、天皇や皇族が伊勢神宮を訪れることは少なくない。愛子内親王も大学を卒業し、日本赤十字社に就職した際には、その報告に伊勢神宮を訪れている。それは2024年3月のことだった。
他の皇族ではなく、天皇家の内親王が、伊勢神宮においてもっとも重要な行事である式年遷宮の視察に訪れることには特別な意味がある。
というのも、現在、伊勢神宮で祭主の役割を担っているのは、やはり天皇家に生まれた元内親王の黒田清子氏だからである。黒田氏は天皇の妹だから、愛子内親王にとっては叔母にあたる。
代々の天皇は、明治になるまで伊勢神宮に参拝しなかった。代わりに、未婚の内親王や女王が「斎王」として派遣され、祭事を司った。現在の祭主はその伝統を引き継ぐもので、戦後は、結婚して皇室を離れた内親王がつとめてきた。愛子内親王が結婚して皇室を離れれば、黒田氏の後を継いで祭主になる可能性が極めて高い。
また、伊勢神宮を「本宗」として重視する神社本庁でも、組織の頂点をなす総裁には、元内親王が就任してきた、現在は昭和天皇の三女である池田厚子氏がつとめている。本宗の定義は難しいが、神社本庁としては神社界の中心として位置づけている。

















