関東で1時間120ミリ超の豪雨、その翌日に震度5弱…研究が進む「雨と地震」の知られざる関係

公開日: 更新日:

 近年も「雨と地震」の関係について研究が進められている。辻健・東京大学大学院工学系研究科教授は2024年3月、国際環境経済研究所のHPで、地下水面の変化が断層にかかる力や間隙水圧に影響すると解説。その上で、「我々の研究でも、雨が降って少し時間が経ってから地殻深部の間隙水圧が変化するようなモニタリングデータが得られています」としている。

 また20年には九州大学などの研究チームも、降水に伴う地下の「間隙水圧」の変化を地震波から推定する研究結果を公表。解析の結果、地震波の速度変化が地下の間隙水圧の変化を反映していることが分かったという。間隙水圧は「地震や火山噴火、地滑り等の地殻の不安定性を評価する上で欠かせない値」としている。

 まもなく9月。台風本番の季節を迎える。備えはしておきたい。

  ◇  ◇  ◇

 海外と日本の地震連動の可能性は? 関連記事【こちらも読む】太平洋が揺れたら日本で2週間後に地震が来る?SNSで話題になった「バヌアツの法則」の真相…もあわせて読みたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    高知・土佐清水市の足摺海底館が解体へ…1年での取り壊しもある登録有形文化財の中途半端な文化的価値

  2. 2

    天皇がいなければ総理大臣も決められない? 皇族数の減少が招きかねない日本の重大問題

  3. 3

    紅葉&ハイキングシーズンにクマと遭遇しない方法 “クマなし県”は全国に13

  4. 4

    吉村洋文・大阪府知事は「月の手取り70万円」と明かす…47都道府県知事や市区町村長の報酬はどうなってる?

  5. 5

    広がる熟年離婚…「妻に捨てられる夫」の特徴は4つ、では夫が見限る妻とは?

  1. 6

    JR東日本で相次ぐ「グリーン車タダ乗り」問題を乗車して検証…SNSに“アテンダントなし区間情報”流れモラル崩壊

  2. 7

    JRは10月14日に「秋の乗り放題パス」発売 鉄旅に不可欠な「みどりの窓口」混雑問題で女性職員が語るキャバクラ化の現状

  3. 8

    北陸最大の観光都市・金沢駅の「みどりの窓口」が大混雑、平日11時で32組待ち…現場で見えてきた順番待ちが減らない構造的問題

  4. 9

    米カリフォルニア州の海岸で巨大波に襲われた75歳男性を女性が救う!「ヒーロー」だと称賛集まる

  5. 10

    愛子さまカレンダーが発売前から「1位」の人気…佳子さま「27年版」は見当たらず、皇室カレンダーに映る“世代交代”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「救命病棟24時」江口洋介復帰で初回2ケタも…松嶋菜々子不在の第2シリーズが“歴代最高”、松雪泰子の「香坂先生」待望論

  2. 2

    寺脇康文→及川光博「相棒25」“途中交代”にフィナーレの予感… 歴代相棒集結を望むファンの期待と寂しさ

  3. 3

    グダグタの横浜市長選…「組織戦の“素人”候補vsカジノ争点化に躍起のパワハラ前職」の展開で終盤戦へ

  4. 4

    巨人が貧打解消へ「由伸2世」がドラ1候補に急浮上! 明大・榊原七斗は将来トリプルスリー狙える逸材

  5. 5

    ファン大注目の“匂わせカップル”鎮西寿々歌&ミセス大森元貴 2人揃ろって否定しても熱愛説が消えないワケ

  1. 6

    知らぬ間に医療情報ダダ漏れ…相次ぐサイバー攻撃に逆行する政府案「本人同意不要」の“大穴”

  2. 7

    萩本欽一〈54〉「桃屋」がスポンサーになった奇跡の裏側と「テレビの常識を覆した独自のスポンサー論」

  3. 8

    星野仙一監督が“外様”でも阪神を変えられたワケ…墓参り、大阪ナンバー、裏方の妻へカニ

  4. 9

    日テレ河村亮アナと菅谷大介アナは50代で死去…「俺たちの箱根駅伝」放送開始で改めて追悼の声

  5. 10

    星野仙一は阪神に残るつもりだったが…優勝で収入倍増も、電鉄の“閉鎖体質”は変わらなかった