長期金利3%へ上昇と騒ぐが…「金利と経済」と高血圧の共通項
むしろ現実はまるで逆である。物価が上がり企業の商売が繁盛しているおかげで、政府の懐には過去最高の税収が入っている。さらに足元では「為替介入」という名目で米国債(ドル)を売り、しっかりと差益まで出してウハウハなのだ。
これが首尾よく、来年から始まる食料品の消費税減税の財源にもなっている。政府は困るどころか、しっかりとソロバンをはじいているのである。
国債の利払い費が増えるのを心配する声もある。しかし、昔に組んだ住宅ローンと同じで、過去の安い利息が急に高くなるわけではない。
利息の増え方はカメのように遅く、それ以上にいま入ってくる税金の方がウサギのように速い。なので、とりあえず心配はご無用である。
本当に気をつけたいのは、テレビや週刊誌の不安あおりに惑わされて、私たち一人一人が「余計な行動」に出てしまうことである。
「財政破綻するかもしれないから、節約せねば……」なんてみんなが萎縮すれば、「合成の誤謬」のワナに陥ってしまう。経済にとって大きなマイナスとなるのだ。
















