【地震の新常識 後編】大地震でも「避難所に行かない」が正解の場合も…自宅で7日間を乗り切る「在宅避難」の備え
「最低限、ストックすべき食料は7日間分ですが、ほとんどの家庭には非常用に備蓄しなくても、ある程度の食料があります。たとえばお米(1人1食150グラム)、そば・うどん(同100グラム)、パンやカップ麺などがどのくらいあるかを調べてみてください。水は飲料用として1人1日3リットルが目安です。また、生活用水250リットル×7日分あるのが理想です。冷蔵庫や冷凍庫、食品棚などを調べ、何日間生活できるか確認し、足りない分を補充すればいいのです」(阿部氏)
普段から食べている食品を少し多めに買い、食べた分だけ買い足す「ローリングストック」なら、非常食だけを大量に保管する必要もない。水やカセットコンロ、燃料などと併せ、ライフラインが止まっても数日間暮らせるかを考えておきたい。
もうひとつ、現代の在宅避難で欠かせないのが「情報」だ。
阿部氏は7月28日に熊本で最大震度7を観測した地震が発生した際、17分後に熊本に住む友人へLINEで「地震、大丈夫ですか?」と送ったという。
「数秒後に『ひどい揺れでした。今も揺れている』と返事が来て、一安心しました。災害用伝言ダイヤルなどもありますが、普段から使っているLINEなどの連絡手段は非常に役立ちます」(阿部氏)
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